雑記

肉片を見つける

肉片が落ちていたのである。 私はとうとう幻覚を見るようになったのだろうか。 今夜、出先から帰宅途中、道の端に置かれた看板の下に、 黒と白の毛が生えた、血のついた肉片があるのを見つけた。 意味が分からなかった。 唐突にそれがあった。 自分が見てい…

日本ゲーム業界の悲しみ

ゲームには二つの側面がある。 一つは文化であり、一つはビジネスである。 ゲームについて議論する時はこの2つを分けて考えないと、混乱を招く。 そしてビジネスとしての議論は結論が既に決まっている。 勝者、欧米ゲーム業界。 強者、XBOX360。 巨大な市場…

友は消えて

私が高校生だった頃、 クラスの友人にバカな奴がいて、 別の学校の女子に恋慕して、 奴は その娘の通学に使っている駅で その娘が改札口を通る一瞬を見るためだけに 毎日1時間から3時間くらいベンチに座ってその時を待ち続けていた。 私が高校生だった頃、…

皮肉

大学院時代の先輩が数年前に既に亡くなっていたことを知った。 職場からスクーターで帰宅途中に事故死されたらしい。 研究職は不安定で将来が不安だという理由から、先輩は研究室には残らずに安定した公務員を選択した。 そしてその安定した職場で先輩は将来…

ニセモノはニセモノを知る

評論家の茂木健一郎氏(茂木氏は脳科学者ではないかですって?ハハハ、ご冗談を!)がhttp://www.gei-shin.co.jp/info/art1732.htmlにおいて松井冬子さんの絵を推薦したことを知った。 有名人に擦り寄り、流行りものを取り入れて自分の理論でいい加減な説明…

善良なる差別主義者たち

韓国人や中国人のことを人間性が劣った人種だと信じている人が少なからずいる。 そして良識人は彼らのことを精神の愚劣な人種差別主義者だと蔑んでいる。 だが、彼らは本当に愚劣な人種差別主義者なのだろうか? 私はそうは思わない。 確かに直情的で冷静な…